常念山系 | |||
メンバー
総観 梅雨の季節にありながら3日間とも晴れるという奇跡的な天気であった。メインであるそれぞれの山頂でもすばらしい展望が拝め、他のメンバーにも満足のいく合宿になったのではないかと思う。 1日目の合戦尾根は北アルプス3大急登といわれるだけあって急登が続いたが、道も整備されておりベンチも設置してあったため歩きやすく、それほど疲れないであろう。燕山荘以降では常に西側に槍穂高の大展望を見ながらの稜線歩き。このコースは北アルプス入門コースなので危険箇所は少なかったが、今年は例年に比べ残雪が多かったため何箇所か雪渓を歩く場面があった(燕山荘では雪の上にテントを張るという貴重な経験もできた)。常念岳へのピストンでは道がゴロゴロした岩場となっており、特に下山時に注意が必要である。ヒエ平への道は樹林帯になるが、こちらも整備されており、合戦尾根ほど急でもないため安心して歩ける。 事前確認で聞いていたより多い雪渓により若干の予定変更があったが、雪渓歩きの経験がない1、2回生にとってはいい経験になったと思う。 ・ 大天井ヒュッテへの分岐~大天井岳 本来は大天井岳をトラバースして大天荘に行ってから大天井岳をピストンする予定であったが、トラバースルートが雪で埋まっていたためそのまま山頂に向かう直登ルートを使った(直登ルートはエアリアには載っていない) |