宿

大雪山・十勝岳

メンバー

CL・気象
SL・装備
EL
会計
医療
記録
永井 健二
井畑 和哉
佐藤 優
饗庭 大介
栗本 昌芙美
光田 康洋
3回生
2回生
2回生
3回生
1回生
1回生

総観

沢田パーティー解体による光田と吉田の加入と、佐藤の捻挫の回復を待っての1週間延期しての合宿となった。  天候の厳しい合宿となった。7日目と8日目以外は天候が悪く、寒さと強風により体力の消耗が激しく、さらに濃ガスによってマークがわかりにくかった。特に今年は冷夏で、北海道まで高気圧が上がらなかったため、例年よりも天候が悪く、寒い合宿となった。そのため、太陽が出たときの景色はすばらしく、トムラウシ山の雄大な景色が見えたときの喜びはひとしおであった。  コースに関しては、白雲岳まではマークが多くわかりやすいが、旭日岳から間宮岳の間で沢と本来のコースがわかりづらいところがあるので、濃霧時は特に注意が必要である。また、北海平には大きな雪渓があるので、濃霧時はマークがわかりにくい。高根ヶ原分岐から化雲岳までは、ハイマツ帯が続き、さらに雨天時は靴がすっぽり入る大きな水たまりやぬかるみに注意する必要がある。天沼からトムラウシ山の間は、岩場が苦手なメンバーがいるとコースタイムが厳しい。またマークが少なめであり、遭難の危険があるので、濃霧時は特に単独行動は禁物である。三川台から双子池の間は、クマザサ・ハイマツが刈られており、歩きやすかった。しかし、この間はクマザサ・ハイマツがよく茂る道なので、詳しい事前確認が必要である。  オプタテシケ山からベベツ岳の間から、赤い土となり、火山礫や火山灰などが多い、大雪山系とは異なる十勝連峰の特徴が現れる。十勝連峰では、トムラウシ山のような岩場は少ないが、砂場のような道やアップダウンがあり、体力を使う。また、十勝連峰では水場がかれていることが多いので、水は多めに持っていかなければならない。  1,2回生はハイマツ帯、ぬかるみ、岩場、ガレ場、ザレ場、急坂、火山礫などのさまざまな地形の歩行や、今回の悪天候などの経験を活かしてほしい。



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