宿

常念山系

メンバー

CL・気象
SL・装備
EL
会計
医療
記録
佐藤 優
井畑 和哉
徳永 晃
森本 陽一
和泉 大禄
坂井 美依奈
3回生
3回生
1回生
1回生
2回生
1回生

総観

 メンバーの体調不良のため予備週を使い、更に1日延期して行われた今合宿は、3日間を通して梅雨明けの晴天に恵まれ、北アルプスの絶景を堪能できた合宿になった。
 1日目の中房温泉登山口からの登山道は整備されているものの、ところどころで荒れており登りが厳しい。しかし合戦小屋までの道のりには4箇所、途中休憩できるベンチが設置されており、良い目印になっている。合戦小屋を過ぎた辺りから、急登になり、森林限界のため植生の変化が感じられる。
 2日目、大天井岳に行くまでの夏道では、雪渓を僅かながらではあるが渡ることがあり、メンバーにとっては良い経験になったと思う。また燕山荘から常念小屋までの稜線上のルートには、小さな花が所々に咲いており、目を楽しませてくれた。2日目のルートは比較的歩きやすい道であるが、大天荘までの急登や常念小屋に向かう最後の急坂など厳しいルートも通ることになる。
 3日目、常念岳のピークへは岩場の急登をトラバースしながら進む。マークを1度見失うとルートを見つけにくいだろう。常念岳のピークは晴れると360度の展望で、頂上には展望図も設置されており周囲の山の景色を楽しむことが出来る。またヒエ平登山口までへの下りは、途中沢を数回渡り、雨天時はぬかるみや岩場の滑りやすさなどのため、慎重に進む必要があるだろう。コース全体を通して、分かりにくい分岐等はなく、目印も多く付けられている。見所も多く歩きやすいコースなので、雪渓の情報などを十分に確認し、今後もぜひ利用して欲しいと思う。




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