大雪山・十勝岳縦走 | |||
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メンバー
総観 台風が通り過ぎるのを待って、行程開始を2日遅らせてからの合宿となった。 今合宿では、1日目の旭岳では山の上のほうでガスと強風が厳しかったが、それ以降は安定した天候が続き雨の中を歩くことはなかった。コースは全体を通して広い道が多く、見通しの良い所も多かった。しかし、そのために、濃霧時には目印を見つけにくい所もありルートをはずしかねないので注意が必要である。また、ガレ場・ザレ場が多く、ハイマツやクマザサなどの茂る道もあり、気を抜くと石や木の根で簡単に足をひねりかねないので慎重に歩くことも重要である。 大雪山系では、なだらかな道も多く、広大な景色を見渡しながら歩くことができる。また、南沼キャンプ場まではサイト場も多く水場も豊富にあり、比較的楽に行程を進めることができるだろう。天沼からトムラウシ山の手前までは巨岩の岩場が続き、そこまでにはない刺激を味わうこともできる。 十勝岳連峰では、石の多い道やアップダウンが多くなり、水場は少なくなるので、大雪山系と比べ行程は苦しくなる。鋸岳の手前辺りからは火山灰の砂利道となり体力を使うが、今までと違った感触を楽しめる。 行程中は悪天候に見舞われることもほとんどなく、北海道の広大な景色を楽しむことができた合宿になったと思う。 |