宿

北海道

メンバー

CL・気象
SL・装備
EL
会計・医療
記録
坂戸 裕貴
芝 比以呂
小林 凌
坂井 美依奈
三浦 秀典
3回生
2回生
1回生
2回生
2回生

総観

 南アルプスパーティーの小川が怪我をし、合宿に参加できなくなったため、代わりに大雪山パーティーであった佐藤が南アルプスパーティーへ移ることになった。
今合宿は強風のため合宿を行程を3日ずらして12日から行うこととなった。11日には、6合目まで行程を進めたが、9合目からは前に進めないほど風が吹いていることを知り、引き返すこととなった。11日はロープウェイ・すがたみ駅のふもとのサイト場で泊まり、12日から行程を始めることとなった。
1日目は天候に恵まれ、辺りの山々を拝めることができたが、2日目から沈を含み6日目までは天候が安定せず、雨の中を歩くこととなった。去年は天候に恵まれ、ルートが見やすく迷うことはほとんどなかったが、今年は濃霧でルートを見誤ることが何度かあった。特に忠別岳から忠別岳キャンプ指定地の間のルートや、6日目のロックガーデンなどでは濃霧時には注意が必要だ。北海平には大きな雪渓があり、雨天時にはマークが分かりづらく、歩きにくい。アイゼンを持って行くと歩行の助けになるだろう。空沼が左手に見える高根ヶ原から忠別沼までは雨天時はルートが雨水の通り道となっているため、雨水が膝下まで浸かるほどになっていた。足場を少しでも誤れば、転倒してしまうので注意が必要だ。白雲岳キャンプ指定地や忠別岳キャンプ指定地を出発するとすぐに、ハイマツが茂っている道があり、朝露で濡れてしまうことがあるので、雨具を着る必要があるだろう。三川台から双子池までの道は、クマザサ・ハイマツが刈り取られていて歩きやすかった。
オプタテシケ山からベベツ岳までは岩場を含んだ長い急坂がある。一方、十勝連峰では岩場は少なくなるが、火山灰が積もる歩きにくい道となる。また、十勝連峰では水場が枯れていることが多いので、水は多めに持っていかなければならない。今回の合宿では天候が安定せず、濃霧で歩きにくいこともあったが、1、2回生にとっては良い経験になっただろう。
     

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