宿

北アルプス縦走

メンバー

CL・気象
SL・装備
EL
会計
医療
記録
河野 克也
川村 真以
池田 領
小林 凌
佐藤 健人
照喜名 恵理
3回生
2回生
1回生
3回生
3回生
2回生

総観

 1 日目は旭岳ロープウェイのすがたみ駅から出発する。すがたみ駅周辺は道がよく整備されており歩きやすい。なだらかな道を旭岳石室まで進み石室を越えると徐々に急坂となりしばらく登り続ける。山頂から裏旭キャンプ指定地までは足場が非常に脆い急坂を下っていくため注意が必要である。キャンプ地が近づくと雪渓が現れる。この雪渓はしっかりとした踏み跡がありアイゼンがなくとも通行可能である。
 2 日目はキャンプ地から間宮岳へ緩やかな登りが続く。間宮岳から北鎮岳への分岐までは、ゆるやかな道を進み分岐が近づくとガレた坂を登る。黒岳への道はまず急坂を下っていく。また小規模な雪渓があり雪渓の終盤は傾斜が比較的急なためアイゼンをつけて通行するべきである。急坂を下りきると黒岳石室までなだらかで歩きやすい道が続く。黒岳への道はガレ場の坂となっており登山客も多いため歩行に注意が必要だ。
 3 日目は黒岳石室から桂月岳へ進む。桂月岳へは西側から登っていくため道を間違えないように注意が必要だ。次に黒岳石室から北海岳へと進んでいく。ゆるやかな道を進んでいくと、赤石川があり川の石を踏み台にして進んでいく。悪天候後などは増水する場合があるため確認しておくべきである。その後ゆるやかな道を進むと広い雪渓が広がっており踏み跡と赤いペイントをたどって登っていく。雪渓を越えて北海岳へと進んでいく道は急坂となり風も強い。白雲分岐が近づくと再び広大な雪渓が待ち受ける。雪渓を越えて少し登ると白雲分岐となる。分岐から白雲岳への道はガレ場を登っていく。白雲分岐からはゆるやかに下っていき小屋の直前では登りとなり途中で水場を通り過ぎる。
 4 日目は避難小屋から忠別岳へと進んでいく。最初はハイマツ帯を通り過ぎ、その後平坦で歩きやすい道 を進んでいく。その後道幅が細くなり非常にぬかるみが多い道を進む。忠別沼を過ぎるとガレた登りが忠別岳まで続く。忠別岳からは緩やかに下っていくと徐々に傾斜が急となる。急坂を下り終えると緩やかな道を進み忠別岳避難小屋への分岐を進む。分岐からゆるやかに下っていく。小屋直前には雪渓があるが、迂回していくか雪渓を進むかは雪渓の状況を確認してから決めた方が良い。雪渓を越えると避難小屋は目前である。
 5 日目は小屋前の雪渓を越えて進んでいく。分岐までゆるやかに登っていき五色岳へと向かう。最初は緩やかに登っていき徐々に急坂となりハイマツ帯を登っていく。五色岳からは平坦な道を進み化雲岳へと向かう。分岐を北西に向かいガレ場のゆるやかな登りを通っていく。化雲岳から緩やかに下っていきヒサゴ沼分岐を過ぎると急坂を下る。急坂を下り終えると再びガレ場を登っていく。ペイントでルートは示されているが悪天候時はわかりづらいため注意が必要だ。北沼から南沼キャンプ指定地までの道は北沼に沿って歩いていく。道なりに進んでいくと南沼キャンプ指定地となる。キャンプ指定地からトムラウシ山へはガレ場の急坂を登っていく。
 6 日目はまず三川台へと向かう。標識に従い進んでいくとガレ場の下りとなる。その後はゆるやかな道が続く。途中からハイマツやササなどで足元の状況が悪い道を進む。それを越えると三川台となる。三川台からはゆるやかに下っていきツリガネ山を登っていく。鎖のある急坂を越え、緩やかに下りコスマヌプリに向けて再び登っていく。カブト岩という大岩を越えるとぬかるみが多い道を進む。そのまましばらく進み少し登ると双子池キャンプ地に着く。6 日目は全体的に足元の状況が悪いため注意して歩行するべきだ。
 7 日目は双子池キャンプ地から急坂を登っていく。急坂は道が細く岩場とガレ場の登りのため注意して歩行するべきだ。オプタテシケ山からは緩やかに下った後ガレ場の急坂を下る。その後岩場の急坂を登ってベベツ岳へと向かう。ベベツ岳からは緩やかに下っていく。石垣山を過ぎ岩場の下りを越えると分岐の標識があるため標識に従い緩やかな道を進めば美瑛富士避難小屋に着く。
 8 日目は避難小屋から美瑛富士分岐へと向かう。分岐までの道はハイマツや木の根などで非常に歩きにくい。分岐からは美瑛岳へとガレ場の急坂を登っていく。美瑛岳への道は緩やかなガレ場だが場所によっては道が狭く強い風を受ける場所もあるため注意が必要だ。美瑛岳の分岐から十勝岳へはガレ場が多い稜線を通って進んでいく。十勝岳が近づくと周囲の風景が一変し、火山灰のため非常に滑りやすくなる。特に長い急坂はキックステップを使いながら進んでいく。急坂を越えると平坦な道をしばらく進んでいき、再びガレ場を登っていくとピークへとたどり着く。その後はガレ場の急坂を下っていくため落石しないように注意が必要だ。急坂を過ぎると火山灰の平坦な道が昭和噴火口まで続く。噴火口を過ぎると再びガレ場の坂を下っていく。避難小屋から望岳台までは緩やかな道となっているがガレ場となっていて分岐も多いので注意が必要だ。8 日目は悪天候時全体的に強い風に見舞われるため注意が必要だ。

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